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応援団

ガールスカウトは、責任ある世界市民となれる女性を育成する活動をしています。活動プログラムは、地域に貢献する活動やインターナショナルなもの、少女のためのプログラムから若い女性に取り組んでほしいものなど、さまざまにあります。こうした活動に対し、外部からガールスカウト活動を応援してくださる声を紹介します。

21世紀の女性を育てる 昭和女子大学 坂東 眞理子理事長

坂東 眞理子理事長

これからの女性は、人生を主体的にデザインしていかなければならないと思います。世界に通用する女性になるためには健康であること、知的好奇心に溢れていること、魅力的であることが大事だと思います。
 しかし、男の子には頑張っていい学校に進学していい仕事に就いてほしいと願い、女の子には無理しないで伸び伸び育てばいいと考える家庭や保護者が多いのが現実です。重圧に負けて気弱になっている男の子を見ると、女の子への期待が軽いのも悪くはないのかもしれません。昔は「女の子はお嫁に行くのだから家の手伝いをしなさい」「そんなことをしているとお嫁に行けなくなる」とプレッシャーが強かったのですが、今はそれも少なくなっています。とてもいいことだと思います。もちろん重圧に押しつぶされずにしっかり歩いている男の子もいます。

 女の子には自分の好きなことをやれるアドバンテージはありますが、世のため人のために働きなさい、権利を主張する前にしっかり義務を果たしなさいという指導が弱いので、伸び伸びでなく野放図になっています。だから、目標を与えなければならない。以前なら「良妻賢母」が目標だったかもしれませんが、これからの女の子にはどのような目標を与えるのが良いのでしょうか。

 「医者になりなさい」「国会議員になりなさい」というのでは男の子と同じです。「何になるか」より「何をするか」が大事です。「もっとこの世の中をよくするためにあなたに何ができるか、その力を世の中のため人のために使いなさい」と教えなければ、社会とのかかわりを考えさせることができません。厳しい競争に負けてしまうと言われるかもしれませんが、男性と同じでは20世紀後半的なリーダーを育てることしかできません。人との競争に勝つリーダーではなく「みんなが協力してやり遂げる」「見過ごされていた新しい問題に目を向ける」ことが大切です。上から下に向かって「俺についてこい!」と旗を振るリーダーではなく、共感できる正義感を持てるリーダーを社会は必要としているのではないでしょうか。

公益社団法人ガールスカウト日本連盟 主催
女の子を育てるフォーラム 基調講演
「女性グローバル人材を育てるには」より

2013年3月24日実施
国立オリンピック記念青少年総合センター


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