ガールスカウトでは、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の実現ができれば、他の目標に対して波及効果があり、SDGsのすべての目標が実現できると考えています。
「女の子はこうあるべき」「男の子はこういうもの」というジェンダーに基づく思い込みや偏見は、何かに挑戦する気持ちを阻み、不平等を生み出します。不平等は、差別や暴力を受けるリスクを高め、人生の選択肢を狭めます。そのため、少女と女性のおかれている状況を把握し、改善するための取り組みを進めています。
ジェンダー平等の実現を目指した教育プログラム
ガールスカウトでは、ジェンダー平等について学ぶことができるバッジプログラムを提供しています。このプログラムに取り組むことで、一人ひとりの可能性を最大限に発揮できる社会を実現するための取り組みにより、互いを尊重し合い、安心・安全な環境を作ることができ、よりよい社会につながると考えています。同時に、差別や暴力にあったときに、被害を受けた側が悪くないことや相談できる場所があることも学ぶことができます。
GE(Gender Equality)プログラム
GEプログラムとして4つのバッジプログラムを展開しています。「わたしとみんな」「me and them」のオンラインプログラムはガールスカウト以外の方も視聴・体験ができます。
わたしとみんな
対象:小学生〜成人
制作:ガールスカウト日本連盟
※対面型のプログラムも実施しています。
me and them
対象:中学生〜成人
制作:内閣府・ガールスカウト日本連盟
※対面型のプログラムも実施しています。
ダヴ協働プログラム Free Being Me
ガールスカウトはパーソナルケアブランドのダヴと共に、自分の外見に対する自信のなさから、いろいろなことに挑戦できない子どもたちに、ポジティブな変化をもたらすことを目指すプログラムを提供しています。
大好きなわたし
誰もが自分の容姿にとらわれることなく、さまざまなことに挑戦できるようになります。
行動編
自分の身の回りにある、容姿に関する固定観念が原因で起こる問題に気づき、疑問を呈する行動が起こせるようになります。
「大好きなわたし」ワークショップ
学校、教育機関、企業などでワークショップを実施することができます。お気軽にお問い合わせください。
保護者向けガイド
子どもをとりまく環境は、画一的で「完全な」美しさで塗り固められた非現実的な理想像にあふれています。そんなとき、親として、どうやってありのままの容姿を肯定的にとらえるよう導きますか。心理学、自己肯定感、摂食障害、メディアなどの分野における専門家と協働し、保護者の方々に参考にしていただける1冊です。ぜひ、ご活用ください。
教師のための資料
中学校・高校で自己肯定感に関する事業をご希望の場合は以下よりお問い合わせください。(外部サイト)プログラムの実施は、ユニリーバ・ジャパンの提供となります。