高校生年代

この年代では、自分が身に付けたことを他の人に役立てられるよう、ガールスカウトの仲間や地域の人とともに活動します。一人の世界市民として自ら考え、行動していきます。

この年代の育成目標

責任ある立場で自分を生かす

活動の様子

レンジャー部門のバッジ紹介

食物と栄養

生物の命をつなぐ「食」についての認識を深め、そこから課題を見つけ、身近な地域や国内外に対して、自分が役立てることを考え、実践する。

健康と安全

自分（特に「女性」としての自分）や他の人々の健康や安全についての認識を深め、そこから課題を見つけ、身近な地域や国内外に対して、自分が役立てることを考え、実践する。

生活

社会の一員である自分の生活や生き方、あり方について考え、そこから課題を見つけ、身近な地域や国内外に対して、自分が役立てることを見出し、実践する。

環境

自然環境や社会環境の現状と課題についての認識を深め、そこから課題を見つけ、身近な地域や国内外に対して、自分が役立てることを考え、実践する。

科学

科学への認識を深めることにより、科学的な思考や論理的な考察を深めることから課題を見つけ、身近な地域や国内外に対して、自分が役立てることを考え、実践する。

文化と遺産

地球の歴史の中で育まれた文化や遺産への認識を深め、そこから課題を見つけ、身近な地域や国内外に対して、自分が役立てることを考え、実践する。

平和

自分や身近な人、世界の人々の「幸福」や「平和」について討論し、調べ、情報を集め、そこから課題を見つけ、身近な地域や国内外に対して、自分が役立てることを考え、実践する。

独自

独自の取り組みをおこなう。

この年代だけが取得できるバッジ

リーダーシップバッジ

ガールスカウトの活動を通して、リーダーシップを養い、身につけたリーダーシップを生かした活動をすることで取得できます。

ガールスカウトバッジ

ガールスカウトバッジは、「やくそくとおきて」のそれぞれの項目について、世界のガールスカウトと同じように大切に取り組んだしるしです。部門によって決められた項目を、毎日の生活や集会の中でパトロール(グループ）の仲間と一緒にやったり、一人で取り組んだりして取得します。

バッジプログラム詳細を読む

B-Pアワード

レンジャー部門でおこなうプロジェクトの取り組みにおいて、より地域に根付いた”人への役立ち”の実践が極めて優れていることをたたえる賞です。

レンジャー部門最高の賞

B-Pアワードの名にある「B-P」は、ガールスカウトのモットーである「そなえよつねに（Be Prepared）」の頭文字を表したものです。

コミュニティアクションチャレンジ100アワード

社会課題に対し、「すべての少女と女性が自分らしく生きられる社会」の構築に向け活動し、コミュニティに変化をもたらした活動を表彰します。

コミュニティアクションチャレンジ100アワード

受賞者の取り組み紹介

第5回コミュニティアクションチャレンジ100アワード受賞者決定｜プレスリリース

指導者が大切にしていること

地域社会との関わりを多く体験することにより、視野を広げ、自分の可能性に気づき、責任ある立場で自分を生かすことができるよう支援をします。少女たちが地域社会の人々と共に、地域や他の人のために役立つ活動の企画や実践をし、自らをふりかえって評価をするという一連の活動から、さまざまな能力が高められるよう心がけます。