小学1〜3年生の活動グループを「ブラウニー」といいます。小学生になるとパトロールシステム(班活動のようなもの)を通してチームワークを学び、リーダーシップ能力を養います。友だちとともに今までより少し難しいことや新しいことを体験して、「自分にできること」を増やしていきます。
ブラウニー部門のバッジ紹介
ブラウニー部門バッジ 10のチャレンジ
今できることよりも、少し難しいことに「チャレンジ」することで、自らの可能性を引き出したり、さまざまなことに関心を持ったりするきっかけを与えます。
こんにちはお友だち
自己紹介をしたり仲間を紹介し合ったりして、仲間と一緒に過ごす楽しさを体験する。また、仲間と出会う場を計画したり、お客様を迎える準備を考えたりする。初めて会った人とのコミュニケーションの取り方を体験する。
しぜん大すき
野や森で過ごす心地よさを体験する。また、道具を使って動物や植物を観察したり、野外の材料を使って作品を作ってみる。自然のしくみについて知り、自然の不思議について考えてみる。命について考えてみる。
わたしは元気
健康の大切さ、命の大切さを知る。健康のために良い食事を考え、身近な有害食品に関心を持つ。また、毎日の行動の安全に気をつけ、事故・急病の時の行動について考えたり、初歩の応急処置について知る。
ワクワクキャンプ
宿泊体験活動で寝食がきちんとできる。身の回りの整理整頓、清潔な過ごし方を目指す。生活のきまりやルールを理解し、守ることができる。生活面、プログラム面において、自分の役割を果たしたり、交代でリーダーシップをとったりする体験をする。
わたしのことばで
集会や宿泊、その他の行事の印象を、言葉や作品にして記録として残す。宿泊やその他の行事の思い出を仲間と相談して、いろいろな方法で表現する。1つのテーマを決めて、作品や小冊子などを作る。
ブラウニーにまかせて
自分の好きなこと、得意なことを自覚し、友達と教え合う。また、人に教えるときに注意しなければならないことを考える。自分の仕事の分担を決め、それを責任を持ってやる。
みんなの中のわたし
自分について知る。自分と他の人との違いを知りその違いを大切にしたり、他の人の特色を知り互いに認め、個性を伸ばし合ったりする。また、祖父母や地域のお年寄りから暮らしや遊びの話を聞き、今や昔の暮らしや遊び(自然の活用)を知る。家族の一員としての自分を知り、家族への思いやりの心を持つ。
お金のたび
日々の暮らしやガールスカウトの活動にお金が必要であることに気づく。年会費を集める意味、集め方、使い方、収入と支出について知る。また、よいお金の使い方(節約)、募金活動の意義と取り組み方、日常生活での小遣いの節約について考える。品物を大切に扱い、使うことも節約につながっていることに気づく。
せかいと友だち
世界のガールスカウト・ガールガイドのことを知る。「ワールドシンキングデイ」の意義を知る。また、世界連盟のさまざまな基金、援助活動についても理解を深め、実践する。外国のことを身近に感じることのできる体験の機会を設けたり、本やホームページなどを通じて外国に触れる。
大切な地きゅう
安心できて心地よい気分にしてくれる自然を認識し、大切に思う気持ちを持つ。自然の中に「不自然」があり、それが「困った状態」であることを知る。自分にできる環境保護活動を考え実行する。身の回りの自然サイクル(水、空気)やエネルギーについて知り、大切に使うための工夫を考える。
ガールスカウトバッジ
ガールスカウトバッジは、「やくそくとおきて」のそれぞれの項目について、世界のガールスカウトと同じように大切に取り組んだしるしです。部門によって決められた項目を、毎日の生活や集会の中でパトロール(グループ)の仲間と一緒にやったり、一人で取り組んだりして取得します。
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指導者が大切にしていること
子どもたちが「自分を表現」しながら、楽しくいろいろなことにチャレンジできるよう、子どもたちの声に耳を傾け、子どもたちの可能性を引き出しながら、示唆し、個性を伸ばします。
“今までに経験したことがないこと”や”今までよりむずかしいこと”など、新しいことに仲間とともに楽しみながら活動できるよう取り組んでいます。
教材
- ガールスカウト活動の基礎
- ブラウニーバッジブック
- 歌集 楽しいソング
- 楽しい野外ーはじめの一歩 など
ユニフォーム
ユニフォームは、ブラウス、ポロシャツ、紺スカート、紺パンツ、ラップキュロットから選択できます。ブラウニー部門のチーフは、赤色です。