転勤の多い家族にガールスカウトを勧める5つの理由
習い事の一つとしてガールスカウトの検討を始めるご家庭も多いと思います。活動ではご家族にご協力いただくこともあるため、重荷に感じるという方もいらしゃるようです。しかし「家族で、親子で参加できる」からこそ得られることがたくさんあります。
今回は、ガールスカウトに入ったあと、引越しをして「こんなことが助かった」という保護者の声を集めました。
1. 学校以外の居場所ができる
ガールスカウトは地域単位で活動するため、学区を超えた友達を作ることができます。学校は閉塞的な人間関係になりがち。一度、クラスやクラブ活動で居場所がなくなってしまうと、コミュニティに戻ることが難しい場合があります。でもガールスカウトに入ると、学校とは異なる同学年・他学年の友達やリーダー(指導者)たちが迎えてくれる“居場所”を作ることができます。
学校に通いづらくなってしまったある高校生ガールスカウトは、お母さんには悩みを言えないけれどリーダーには相談でき、「本物のおかんよりしゃべりやすい“おかん”だよ」と言うほどのきずなをはぐくんだ例も。
2. ママやパパにも第二、第三のお姉さんやお母さんがいる
保護者同士のつながりもでき、家族ぐるみのお付き合いに発展することもあるそう。ガールスカウトのリーダーや団の運営者には、育児の先輩としていつでもアドバイスを受けることができるのです。保護者にとって、子育ての悩みなどいろいろなことを相談できるたくさんのお姉さんやお母さんができる環境が整っています。
「小さなことでも相談にのってくださり、親子共々安心する場所となりました。新しい環境での不安を解消することができたのがとても良かったです。」
3. 引越し先でも安心できる
慣れない土地への引越しは、子どもにも大人にも不安があるもの。ガールスカウトは47都道府県に活動拠点があり、育成目標や教育内容が全国同じなので安心です。ガールスカウトの子どもたちは、困っている人を助けることが大好き。新しい友達にも親切に接するので、すぐに仲良くなります。子どもにとって人と人のつながりを広げる機会が増えます。
「“私たちは姉妹”だという安心感がありました。」
4. コミュニティにすぐに溶け込める
引っ越してすぐは土地勘がなく、病院、子どもを遊ばせる場所やお買い物をする場所など、わからないことばかり。でも学校の保護者同士では、人間関係を気にして聞きづらい場面も多いのだそう。その点、ガールスカウト保護者同士なら学区が違うこともあり、気軽に聞くことができます。
「学校の検診で虫歯が見つかり、歯科をネットで探してもどこがよいのかわからなくて。そんなときにガールスカウトのリーダーにお勧めの歯医者さんを教えてもらえて助かりました!」
また先輩の保護者に受験情報(塾や進路先の学校の評判)などの進路に関する情報が得られるのも、ガールスカウトならではです。
5. 世界中でできる
世界にも拠点があり、引っ越し先が海外でも国によってはガールスカウトを続けられます。モットーや理念、同じメロディーの歌など、世界共通のものが多く、ガールスカウトたちは馴染みやすいようです。国際交流とともに多様性を学ぶ機会にもなりますし、留学したガールスカウトが現地のガールスカウトに参加することもあるそうです。
ガールスカウト日本連盟の理念
全国どこでも活動できるガールスカウト。人と人とのつながりは、お子さんへの最高の贈り物です。新しい町で「ガールスカウト」始めてみませんか。