「キャンプから知ったこと」

わたしはガールスカウト#キャンプ,#体験活動,少女たちの声,防災・減災プロジェクト

世界各地で多種多様な活動を展開しているガールスカウトですが、活動内容が多岐に渡るがゆえ、「何をしているのかピンと来ない! 」という声もいただきます。このブログで紹介できる内容はほんの一例ですが、少女たちから寄せられた活動の感想から、多少なりともガールスカウトについて知っていただければと思います。

今回は静岡県の小学生が、防災キャンプで体験したことを教えてくれました。


 私たち静岡県第21団は、2023年コロナウイルスが大流行した時「防災キャンプ」を体験しました。

 なぜコロナウイルスが流行しているときにキャンプをしたかというと、こんな時も地震や台風が来てしまうこともあります。だから、避難した時にどうすればコロナウイルスから身を守れるか、どのように生活すればよいかを学ぶキャンプになりました。   

 いつものキャンプなら、みんなでテントに泊まり、みんなで飯ごう炊飯をし、カレーを作ったりします。しかしこの時は、少人数でテントに入り、ご飯は特別な炊きかたをしました。一日目は、一人分のお米をジップロックと水と一緒に入れて、空気を抜いてから、水を入れた鍋の中でご飯を炊きました。カレーは、人の物に触らないようにするため、レトルトカレーにしました。

 いつもと違うやり方でも、簡単にご飯を炊くことができ、カレーも食べられて、とてもおいしく感じました

 寝るときは、テントの入り口を網だけにして、頭の位置はお互い反対にして、ずらして寝ました。横を向いたらみんなの顔が見えなかったので少し寂しかったです。  

 二日目の朝ごはんは、アルミ缶を使って一人ずつご飯を炊きました。それと即席のお味噌汁でした。前の日のごはんと違って、おこげができていて、このごはんもおいしかったです。 

 また一人一人、肩から消毒のスプレーをかけていて、何かに触る度に消毒のスプレーをしました。

 なかなか外出することができなかったので、とても楽しかったです。  

 これからも大きな台風や地震など様々な災害が起こると思います。その時私たちが、どの様にすれば、人と距離を取りながら避難生活をすればいいのか分かったので今までより、周りの人の手伝いもできると思います。もしもの時のために前もって準備していきたいです。「そなえよ つねに」が本当に大切だと感じました。


昨今のコロナ禍で、感染症流行下での防災の課題が浮き彫りになりました。今後は災害に対処するだけでなく、さまざまな状況を想定した防災教育が求められます。ガールスカウトでは、今後もあらゆる状況で率先して行動できる知識や技術を持った人材を育成するための教育プログラムを展開していきます。

ガールスカウトでは少女たちが体験から学び、知識と技術を身に付け、さらに挑戦できるようになることを目指し、活動しています。

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