「オリンピアバッジ」(小学生の声)
全国で、そして世界でさまざまな活動を展開するガールスカウト。彼女たちはどんな活動をして、何を感じているのでしょうか。ここでは、実際にガールスカウトとして活動する少女たちの生の声をご紹介します。今回は奈良県の小学生が、「オリンピアバッジ」※に取り組んだ感想を教えてくれました。(一部表記を修正)
私は、オリンピアバッジについて、とりくみました。
一番心にのこっているのは、いろんな競技にとりくんだことです。
何の競技にとりくんだかと言うと、タオルをあたまにのせて、競走するゲームや、しんぶんしをまるめて、やりの形にして、なげて、きょりをきそうゲームをしました。タオルをあたまにのせて、競走するゲームは、チームでやって、2回とも1位になって、「選手が1位をとりたいと思うんだな」とわかりました。ヤリの形にして、きょりを競走するゲームは、ヤリなげのプロがいて、1回も1位には、なれませんでした。「選手でも自分より、うまい人がいて、1位になれなかったら、こんなに悲しいんだな」と思いました。
「オリンピアバッジにとりくんで、選手はこんなに、楽しい思いや悲しい思いをしている」んだなと思いました。
※オリンピアバッジ・・・東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催にあわせ、ガールガイド・ガールスカウト世界連盟と協働で作られたプログラム。ガールガイド・ガールスカウトがスポーツを楽しみ、オリンピック・パラリンピックの目的やオリンピック競技について学ぶことで取得できるバッジのこと。
スポーツもその他の分野も、観るだけでなく実際に体験して初めてわかる、おもしろさや難しさがありますね。
プレイヤーの心情などを考えながら取り組んだ経験は、スポーツの場面以外でも、他者の視点に立って考え、行動することに繋がるのではないでしょうか。
ガールスカウトでは少女たちが体験から学び、知識と技術を身に付け、さらに挑戦できるようになることを目指し、活動しています。