目次
- 第5回コミュニティアクション チャレンジ100 アワード(2023年)受賞チーム
- 第4回コミュニティアクション チャレンジ100 アワード(2022年)受賞チーム
- 第3回コミュニティアクション チャレンジ100 アワード(2021年)受賞チーム
- 第2回コミュニティアクション チャレンジ100 アワード(2020年)受賞チーム
- 第1回コミュニティアクション チャレンジ100 アワード(2019年)受賞チーム
- コミュニティアクション チャレンジ100 プロジェクト 2018年受賞チーム
- コミュニティアクション チャレンジ100 プロジェクト 2017年受賞チーム
この事業は、ガールスカウトで2017年から実施しています。2018年度からは募集対象を一般に広げ、名称を「コミュニティアクション チャレンジ100 プロジェクト」から新たに「コミュニティアクション チャレンジ100 アワード」にしました。
第5回 受賞チーム
2022年11月1日から2023年3月31日までに活動報告のあった、2023年度「プロジェクト」19件について、書類およびプレゼンテーションにて審査の結果、以下のとおり決定しました。 10月22日(日)ガールズメッセ2023にて受賞チームの活動報告と表彰をおこないました。各チームの活動内容をご覧ください。
■コミュニティアクション賞 2グループ
あまおうれっど
「レッドリボンときずな」 チームメンバー:中学生年代
コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
ビジョン
正しい知識と行動を起こし、予防や治療の機会が平等にある世界になること。
- 活動を始めたきっかけ
世界中のHIV陽性者のうち53%が女性と少女であり、ジェンダー平等が推進されていないこと、適切な治療を受けられない地域があることを知り、差別や偏見のない社会を一緒に目指すコミュニティの輪を広げたいと思った。
- 活動内容
市から動画作成支援を受けHIVとエイズに関するアニメーションを制作した。高校生と大学生に上映会とアンケート調査をおこない、レッドリボンを配布した。
- 活動の成果
176人のアンケート結果から、過半数に『行動を起こしていきたい』などの認識の変化を促すことができた。市と協働しておこなった上映会では、もっと多くの人に見てもらうべきとのご意見を頂き、確実にコミュニティの輪が広がっていることを実感した。
- 今後の展望
より多くの人に見てもらうために、アニメーションを市に寄贈した。今後も情報発信を続けていきたい。
スカウト菜縁
「ガールスカウトがつなぐ畑の恵み・幸せの輪」 チームメンバー:小中学生年代
コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- ビジョン
ガールスカウトの畑から、たくさんの人を笑顔にする。
- 活動をはじめたきっかけ
耕作放棄地を農業体験の場として再生、畑から得られる作物や景観という恩恵を生かし地域とつながりたい。
- 活動内容
-10種以上の作物栽培と地域環境美化
-1000本以上のヒマワリを使った平和活動
-無農薬野菜をフードバンクへ寄付
-野菜販売の収益1万円以上を少女と女性支援の活動へ寄付
- 活動の成果
荒地が畑に変わり、野菜の定期的な寄付やヒマワリを生かした国際平和へのアピール等の活動が地域に認知され、住民から感謝の声や畑への支援を得られた。また、野菜販売により10,300円をケア・インターナショナルジャパンウクライナ支援へ寄付できた。
- 今後の展望
畑を「地域とともに楽しむ場」「SDGsを学び実践できる場」にし、地域の子どもを対象とした農業や食料問題への学びと、新たにキャッサバ栽培を通した国際理解の機会を作り、少女や女性への支援の基盤として活動を継続し、理解者と協力者を増やしたい。
■日能研賞 1グループ
さーもん
「メディアリテラシー視点の性教育を学校に取り入れたい!」 チームメンバー:高校生年代
コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- ビジョン
性教育に関する正しい知識を得て自分のからだを守れる社会
- 活動をはじめたきっかけ
レンジャーオンラインミーティングで「包括的性教育」を学び、10代が性情報について正しい情報の選択がわからないという問題を知った。そこで、批判的思考やメディアリテラシースキルを性教育と絡めることで、一人ひとりが自分で情報を判断し、性についての正しい知識を得る一つの側面になるのではないかと考え活動を始めた。
- 活動内容
-ガールスカウト日本連盟事業「レンジャーオンラインミーティング」にてアドボカシー活動を計画
-アドボカシー活動を団内で報告
-保健体育科の教諭に包括的な性教育の授業内容を提案
-授業用スライドの作成、中学一年生約160人に向けてスライドを用いた授業の実施
-生徒にアンケート、先生にインタビューを実施 - 活動の成果
-生徒からは「自分の体を守るためにどのような知識を持てばいいのか、どういう固定観念のもとで生きていたのかが分かった」「自分が性に対して、勝手な偏見を持ってしまっていたことに気づいた」等の声をもらった。
–先生からは「今回の授業で刺激を受けた、学びが増えた」との感想をもらった。
- 今後の展望
-もっと「自分ごと」にしてもらう仕組みづくりを改善し、今年度も実施できるよう検討している。
-自分が相手を傷つけないように学ぶだけでなく、見えないところにある「自分らしさの阻害」に気づくような内容も取り入れる。
■チャレンジ賞 3グループ
ひなたザウルス
みんなde照らす!!パープルリボンキャンペーン チームメンバー:高校・大学生年代
コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
ビジョン
女性や少女への暴力が無くなり、誰もが SOS を出せる社会- 活動をはじめるきっかけ
-パープルリボンキャンペーンを知らない若者が多いため、大学生と協働して周知を図りたい。
-「ジェンダー問題を多様な面で考え、自分から声を上げることの大切さ」を学び、自分たちの声を届けたい。
-宮崎全県下での取り組みの機運が高まった。
・ゴール
1.県内各地 5 カ所(宮崎市、宮崎国際大学、都城市、小林市、延岡市)でパープルリボンに関するイベントを開催する。
2.多くの団体にイベント参画を促す。
3.若い人たちに知ってもらう。
- 活動内容
-紫のクラフト作成、配布
-大学、宮崎のラジオ、駅前でパープルリボン啓発活動
-ジェンダースピーチ発表
-市役所で展示
-企業にパープルリボンの呼びかけ
-足元を照らすライト設置
-上映イベントにパネリストとして登壇
- 活動の成果
-各会場で男女年齢問わずジェンダーに関心を持った。
-インターナショナルキャンプで学んだ事をアウトプットできた。
-パープルリボンポスター掲示団体が新規6 件、パープルライトアップ実施企業3件
-他団体との協働
- 今後の展望
-ガールスカウトとして、男女共同参画推進委員として主体的に地域で活動
-学生や若者が参画しやすいようにイベントの周知活動を継続
-宮崎県の現状を改善するため、学校の探究活動等を通して自分たちから声を上げ続ける。
希望ある未来へ羽ばたく私たち
私たちにできるSDGs ~給食牛乳ストローレスキャンペーン~ チームメンバー:小中学生・大学生年代
コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- ビジョン
「人間が出すものが他の生物の害にならない世界」や「海の生物などと仲良く暮らせる世界」
- 活動をはじめるきっかけ
ガールスカウト集会で観た、ドキュメンタリー映画『マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~』内であった「プラスチック0給食」という活動を基に、給食牛乳ストローをなくせないか考えた。
- 活動内容
2022年5月 メンバーが各学校で活動を開始Mさん(当時小学6年生)
■クラス
ストローを減らす数の目標を立て、経過をグラフに表す
達成したらレクをおこなう
■全校
教員全員、児童会、給食センターの承認を得る
実験的にストローを2週間撤廃、実施したクラスへ賞状を授与
給食委員で動画を撮影、配信Yさん(当時小学5年生)
■クラス
ポスターを作成・掲示、呼びかけもおこなう
■全校
各クラスにポスターを掲示、呼びかけもおこなう
保護者へ手紙を配布2023年3月
各学校で給食牛乳パックストロー撤廃が決定
ガールスカウト千葉県連盟で活動内容を報告 - 活動の成果
各小学校でストローを撤廃。柏市でもプラスチック削減と環境問題への意識向上のために、小学校給食用牛乳のストローレス化を決定。 - 今後の展望
古紙を燃えるゴミに捨てている人に資源ゴミに出してもらう。資源ゴミに出すと、トイレットペーパーなどにリサイクルできる。
missionパープル
パープルリボンで暴力根絶プロジェクト チームメンバー:中学・高校生年代
コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- ビジョン
性別関係なく誰もが安心して幸せに暮らせる社会
- 活動を始めるきっかけ
暴力や性被害に悩まされている方が自らその状況を変えることは非常に難しいという事実から、コミュニティ全体としての意識を高め、地域全体で女性に対する暴力を無くす取り組みが必要だと考えたため。
- 活動内容
・高1男女92人にアンケート
・啓発ポスターの制作、地域の幅広い世代の方の目に留まる場所20カ所に設置
・静岡県男女共同参画センター「あざれあ」での活動発表
・地域の方々が集まるイベントでのブース出展
・ラジオ出演
・静岡市議会委員、静岡県静岡市清水区長、副区長と対談 - 活動の成果
2023年度の清水区でのパープルライトアップ実現について区長、副区長から了解を得た。
活動に理解を示し、パープルリボンを着用する人を147人増やした。
女性に対する暴力を自分ごととして捉え、話し合う機会を地域の方々に提供した。
- 今後の展望
パープルライトアップ実現に向けて区役所と交渉
地域の施設、企業との共同企画
海外の方へのパープルリボンの普及活動
第4回 受賞チーム
2020年5月7日から2021年3月31日までに、活動報告のあった2021年度「プロジェクト」26件について1次審査の結果、8件が最終審査の対象となりました。書類およびプレゼンテーションにて審査の結果、以下のとおり決定しました。 10月16日(日)に開催したガールズメッセ2022にて受賞チームの活動報告と表彰をおこないました。各チームの活動内容と、活動報告動画をご覧ください。
■コミュニティアクション賞 2グループ
Pitty
Let’s help somebody world with a memory 思い出と共に世界の誰かを助けよう チームメンバー:高校生年代
活動発表動画
- ビジョン
活動を通じて学園の生徒が、他国の同世代の女性たちにとっての問題を知り想像してもらうこと。そして寄付を「楽しく」すること。 - 活動を始めるきっかけ
私たちは日本という比較的恵まれた立場にいるが、少女や女性の幸せとは何かということに疑問を持ったため。
- 活動内容
-文化祭の物品販売においてハンドメイド商品を生徒に買ってもらいやすい価格で販売した。
-税理士の先生方に社会の仕組みなどの講義をしていただきながら計画や商品の価格設定の仕方までを教わった。
-購入者の生徒は自分のお金の使い道を知ることができるよう、寄付先を投票できるようにした。
-物販企画の利益をプランインターナショナルに寄付をした。 - 活動の成果
学園の生徒には寄付活動を身近に感じるキッカケを作り、実際に「少女」と言う視点から問題解決に向けお金の使い道の理解を深めることができた。 - 今後の展望
私たちだけの活動で終わるのでなく、この流れが広がってほしいという思いから、私たちの賞金を元に、秋頃より後輩達が物販活動を行う予定。その際に私たちはアドバイザーとして自分たちの経験からサポートを行う。
大口明光学園に集いし5人の有志たち
生理の貧困をなくそう! チームメンバー:中学・高校生年代
活動発表動画
- ビジョン
生理の貧困への理解が深まり、女性が誰ひとりとして困ることなく生理用品を手に入れることをきっかけにして、男女共同参画社会を実現し、SDGsの「貧困をなくそう」の項目を達成すること。
- 活動を始めたきっかけ
鹿児島県の生理の貧困の支援率が全国最下位だという現状を知り、自分の学校及び地元伊佐市から私たちにできることはないかと考えた。 - 活動内容
-校内アンケートの実施
-ポスター、プリント配布による生理に貧困問題の啓発
-第2次伊佐市男女共同参画基本計画へ貢献するための募金活動 - 活動の成果
伊佐市に募金の寄付をきっかけとして伊佐市の公共施設のトイレに生理用品と無料で交換できるカードが設置された。また、女性を取り巻く問題の解決を目指して活動されている、女性サロン室の方々と情報を共有する機会を設けていただいた。 - 今後の展望
生理の貧困をはじめとした女性を取り巻く問題について正しい知識を得てもらい、「生理の貧困」という言葉が使われなくてもいい社会にしたい。
■日能研賞 1グループ
パープルジュニア
パープルリボン大作戦 チームメンバー:小・中学生年代
活動発表動画
- ビジョン
同年代の女の子が自分自身を大切にし、嫌なことは「いや!」とはっきり言える勇気を持つこと。 - 活動をはじめるきっかけ
コロナ禍においてインターネットは急速に身近なものとなり、SNSで知り合った大人から小学生が性被害を受ける事件が増えていることを知った。同年代の女の子にこの事を伝えるべきだと思った。
- 活動内容
女性や子ども対象の講座に参加。専門家を招き小学生向けのワークショップを開催。
活動報告し、パープルリボンをイメージしたヘアピンとカードを手渡した。 - 活動の成果
小学生の性被害に「気持ち悪い」「怖い」等の声が上がるも、ワークショップ後の気持ちの変化では「嫌だとはっきり言おうと思う」「ヘアピンをつけると勇気がもてそう」と前向きな回答が得られ、自分自身を守る意識が高まったといえる。
今回の活動は市の広報誌に取り上げられ、市民に活動を知ってもらうことができた。 - 今後の展望
今後、分かりやすい表現でパープルリボン運動を絵本にまとめ、多くの女の子に情報を発信し続けたい。
■チャレンジ賞 3グループ
CHERISH!
わたしとからだプロジェクト チームメンバー:中学生年代
活動発表動画
- ビジョン
少女や女性たちが体の知識や防犯意識を持つことで、快適に、元気に、安全に過ごすことができる。 - 活動をはじめるきっかけ
-子宮内膜症のことを知って服薬することで、ひどい生理痛がとても楽になったこと。
-SNSで知り合った男性による女子中学生誘拐事件が報道されたこと。プロジェクトの目標
体の知識や防犯のことを知るきっかけと、それらを自分や周囲の人に繋げて考える時間を作る。
- 活動内容
-思春期の心と体の変化、プライベートゾーン、生理の仕組みを説明。
-布ナプキン、タンポンなど5種類の生理用品を用意し、リーダーたちの生理用品のエピソードも紹介。
-年代、生理痛の程度、婦人科疾患、妊娠経験などがバラバラなリーダーたちがこれまで人生を紹介し、ライフプランと体の変化の関係について説明。
-自転車の窃盗やお金のトラブルなど身近な犯罪から性犯罪被害の実態・相談窓口を奈良署の警察官にご説明いただいた。
- 活動の成果
-思春期以降の心と体の変化や、女性の体特有の生理、妊娠について考える時間を持ち、それらを自身の体験や将来とリンクさせることができた。
-生理用品や犯罪手口などを知ることで、自分を大事にするために自分にできることを考えられた。
- 今後の展望
体や性に関するテーマとプロジェクトの輪を広げる。
帝塚山大学法学部「専門基礎演習B(末吉ゼミ)」
『ジェンダーギャップを考えるカルタ』の制作を通じたSDGsの目標5『ジェンダー平等を実現しよう』の達成 チームメンバー:大学生年代
活動発表動画
- ビジョン
カルタで遊びながらジェンダー問題を「知る」「学ぶ」「議論する」ことを重視 - 活動をはじめるきっかけ
大学のゼミでSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に関する成果物の制作を考えた際に、カルタを使えばメッセージ性も強く、遊びながらジェンダー平等の大切さについて知ることができると考えたため
- 活動内容
▼新聞・ラジオ・テレビ取材を通じた広報
▼大学祭で来場者が札を作ることができる参加型のカルタの展示ブースを設置
▼学外への出張ワークショップや研修の実施
- 活動の成果
新聞・ラジオ・テレビからの取材を受けたり、出張講義の依頼を受けたりした。また、「ジェンダーギャップを考えるカルタ」をモデルとしたカルタが他県で制作された。
- 今後の展望
毎年その時代の社会情勢を反映したカルタの制作を継続しながら、1人でも多くの人々にジェンダー平等を実現することの大切さを理解してもらう。
アマテラス・ひなたgirls
ココカラテラス!!パープルリボンキャンペーン チームメンバー:高校・大学生年代
活動発表動画
- ビジョン
女性や少女への暴力がなくなり、誰もがSOSを出せる社会 - 活動を始めるきっかけ・課題としたきっかけ
-「女性に対する暴力をなくす運動」に参加し、日本のジェンダー現状を改善するため行動したいと考えた
-都城市役所「女性に対する暴力をなくす運動」の展示に参加
- 活動内容
-宮崎県のパープルリボンキャンペーンに参加
-都城市役所でユースメッセンジャー・ジェンダー平等について展示
-宮崎県男女共同参画センターにてアンケート調査報告と今後のイベント提案
- 活動の成果
-宮崎市街地でキャンペーングッズを200個配布
-都城市役所周辺に懸垂幕とのぼりが新たに設置
-県内の中高大生対象のアンケートを通して、ジェンダー現状を知り、新たな課題と今後の目標が見えた。
-宮崎県男女共同参画センターにて、アンケート調査報告と今後のイベント提案で評価を得た。
-プレゼンテーションを行い、活動の理解が深まり、積極的に参画する意欲が湧いた。
- 今後の展望
-パープルリボンキャンペーンで学生の意見も取り入れた運営が始まった。
-ボーイスカウト、学生、他団体を巻き込む。
-都城市でもパープルライトアップやイベントが開催されるように活動する。
第3回 受賞チーム
2020年5月7日から2021年3月31日までに、活動報告のあった2020年度「プロジェクト」30件について、書類およびプレゼンテーションにて審査の結果、以下のとおり決定しました。 10月10日(日)国際ガールズメッセにて受賞チームの活動報告と表彰をおこないました。各チームの活動内容と、活動報告動画をご覧ください。
■コミュニティアクション賞 2グループ
三⽥国際学園⾼校⽣徒会 企画担当部
「ジェンダーフリーな制服を⽬指そう」 チームメンバー:高校生年代
第三回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
・ビジョン
男女ともにスラックス着用が許可されることで、学校に関わる全ての人がジェンダー平等を意識し、持続可能な社会を実感できるようになっていくこと。
・きっかけ
ボーイッシュな女の先輩がスカートをはいている姿を見て、女子生徒がズボンをはけるようになればもっとありのままでいられる生徒が増えると思ったこと。
・活動内容
– 企画書提出 – 販売開始 – 生徒会新聞発行 – 都内の私立中学高等学校協会第八支部での活動報告 – 生徒会誌への活動報告
・活動の成果
男女ともにスラックスの着用が許可され、生徒をはじめ、学校に関わる人たちがジェンダー平等を意識できるようになった。「スカートをはくのが嫌な自分にとっては、すごく嬉しかったし、気が楽になって、良かったと思います。」などの着用者からの声が得られた。
・今後の展望
女子生徒のネクタイ着用の是非や、男子の制服についてなど、ジェンダー問題に関する制服についての課題はまだ残っている。多様性をより認めるような学校づくりのために、目標に向かって一歩ずつ前進していきたいと思う。
ジェンダー意識⾼いteen
「⾒過ごしジェンダー問題ゼロプロジェクト︕」 チームメンバー:高校生年代
第三回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
・ビジョン
ジェンダーについてオープンに話せる環境で自分の意思を主張できる社会になること ・活動をはじめるきっかけ ジェンダーに関わる問題が身近にあるのにも関わらず、それに気付かない現状に違和感を持った。
・活動内容
– 動画付きアンケートと動画を作成。 アンケートと動画内容は、全ての人に配慮した。 YouTube動画はこちら 動画はジェンダー平等に関する問題を全く知らない人に向けて作成した。 – メンバーの通う学校でアンケートを実施。
・活動の成果
– 約84%の人が動画とアンケートを通してジェンダー平等に関する意識が高まったと回答した。
– アンケート実施後学校内でジェンダー平等を意識した発言が生徒同士で見られるようになった。
– 教師からも、性別欄を男女以外も作るべきという発言があった。
– 生徒会で女子トイレの色を決めるときにジェンダー平等を意識した発言があり、配慮した色に決定した。
・今後の展望
– 高校生が社会問題について討論するオンライン企画をおこなっており、参加人数を増やす。 Instagramフォローはこちらから – 自分の団でジェンダーに関する活動を年少部門のガールスカウトに向けておこなう。
■日能研賞 1グループ
SAKURA
「for our future」 チームメンバー:高校生年代
第三回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
・ビジョン
クオータ制導入とワークライフバランスの充実化によって、今よりも多くの女性が社会進出を遂げ、社会貢献が出来るようになる、そして、社会の変化とともに、人々の性別分担意識への変化が表れること。 企業における社会福祉の充実化、企業だけでなく国会議員のリモートワークの導入。 以上二つをおこなったうえで、クオータ制の導入ということをプロジェクトのゴールに設定した。
・活動をはじめるきっかけ(課題とした理由)
きっかけは、ガールスカウト日本連盟主催の次の行事に参加したこと。一つ目の「院内集会」で62%の女子高校生がジェンダー差別をみたり受けたりしていると知り、ジェンダーに興味を持った。 そして、全国キャンプ「ジェンダー × 社会」でジェンダーギャップ指数について学んだ。特に政治経済分野に着目すると日本のジェンダー不平等が明らかになっており、この数値は女性管理職及び女性国会議員の割合が深く関係していることがわかった。
・活動内容
– 日本、世界のジェンダー問題、女性の社会進出の現状を知る
・諸外国の女性の社会進出について調べる
・日本・韓国・中国・台湾の女子中高生を対象にジェンダーとアジアの経済における女性の社会進出についてのアンケートを実施
・高瀬参議院議員との対談
– クオータ制の導入
・パリテキャンペーン
・パリテカフェ
– ワークライフバランスについて知る
・ワークライフバランス充実化のためのアンケートを実施
– 国会に請願する
・活動の成果と今後の展望
プロジェクトを通じて高校生が今の日本に危機感を感じていることを多くの大人の方々に伝えることができた。大人の方々や同世代の方々が自分の活動を応援し協力してくださったことで、自分の力で少しでも困っている人を助けたいという気持ちが一層大きくなった。アンケートをはじめ、実行委員やオンラインイベントを通じて自分の意思を発信できたことで、それを見た方々のこれからの選択や考え方が良い方向になればと思う。すぐに影響や効果が出るプロジェクトではないが、昔と比較すると政府や大人の取り組みは活発化しており、ジェンダーや女性社会進出問題についての教育が導入されたり、子育て政策にも力を入れている。長期的に見て今からアクションを起こすことで私たちの世代が政府に参画するようになったときに今よりももっと性別分担意識に変化が現れる社会になると思う。
■チャレンジ賞 2グループ
Link(リンク)
「⼥性に平等な社会を︕」 チームメンバー:中学生年代
第三回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
・ビジョン
女性への暴力がなくなり、みんなが安心して暮らすことのできる社会にする。
・活動をはじめるきっかけ
北陸東海地区年長部門事業のプログラム『ジェンダーの不平等や女性へ の暴力をなくすためのキャンペーンをおこなう』に取り組んだことで、このキャンペーンをもっと多くの人に知ってもらい、女性に対する暴力がなくなって欲しいという気持ちが強くなった。
・活動内容
パープルライトミニミニコンサートの開催
・活動の成果
– 政府の活動に少しでも関わることができた。
– コンサートを通じてキャンペーンを周知した。
– 「ジェンダー平等を実現する」の意味はLGBTQだけでなく、身近にある女性に対する性暴力もジェンダー問題に含まれていると知った。
・今後の展望
ビジョン達成に向けて、より多く、より広く「パープルリボンキャンペーン」を知ってもらうための行動をおこす。 【具体的な行動】
– 行政にパープルライトとコンサート募金を寄贈、作成したポスターの掲示を依頼する。
– 内閣府の「パープルライトアップ」に申請し、キャンペーン期間中のライトアップをおこなう。
sky blue
「男⼥共助プロジェクト」 チームメンバー:高校生年代
第三回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
・ビジョン
性別に基づくイメージや価値観を変え、一人ひとりが輝ける世界を実現する ・活動を始めたきっかけ
ガールスカウト日本連盟主催の全国キャンプに参加し、ジェンダー平等について学んだことをきっかけに商品名が与える影響の問題点に気付いた。商品名が人の意識に与える影響を企業にも知っていただけたら、人が持つ無意識な思い込みに影響を与え、誰もが生きやすい社会への一歩になると思いこのプロジェクトを始めた。
・活動内容と成果
以下の目標を設定し活動した。
目標① オンラインで署名活動をおこない人々の賛同を得る
成果① 総署名数7268件
目標② 多くの人にジェンダーについて知ってもらう
成果② 署名活動で問題定義したことをきっかけに、Twitterトレンド入り、日経ビジネス、高校生新聞オンライン、毎日新聞など多数のメディアに取り上げられた。
目標③ 企業に手紙を書く
成果③ 4月5日に企業に署名結果や応援コメント、私たちの思いについて述べた手紙を提出し、返事をいただけた。
・展望
– 固定観念にとらわれないもっと生きやすい社会にするため、今まで以上に活動していきたい。
– 私たちのように「女性=食事を作る人」というイメージがあることで、将来を不安に思う未来の女性と少女たちのために声を上げ続けていきたい。
一人一人が生きやすい世界を目指して、私たちはこれからも活動していく。
第2回 受賞チーム
2019年4月1日から2020年5月6日までに、活動報告のあった2019年度の「プロジェクト」60件について審査の結果、以下のとおり決定しました。 2020年の受賞チームによる発表は国際ガールズメッセプレイベント、オンラインセレモニー内でおこなわれました。
■グランプリ 1グループ
恵泉女学園奉仕委員会訪問係2019
「楽しく遊ぼう・楽しく食べようプロジェクト」 チームメンバー:高校生年代
第二回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- きっかけ
卒業生が運営している子ども食堂が地域にあることを知り、はたらく女性とその子どもたちを自分たちで支援できないかと考えた。 - 活動の概要
学校内で参加者を募り、小学生を対象に放課後夕食を提供している子ども食堂を5月から定期的に年間35回にわたり訪問し、運営者が1人で夕食を準備している間、小学生と一緒に遊んだり宿題を手伝ったりした。 また、経済支援のために園芸の授業で収穫した野菜や米を子ども食堂の食材として提供した。 2月には全校生徒に向け子ども食堂の紹介と1年間の活動報告をおこなった。
- ビジョン
共働きの家庭が多く、地域の交流が減少してきている現代社会の中で、世代を超えた交流のときを持つことができ「孤独」をなくすことができる場が確保されている社会になる。 女性がはたらきやすい環境になることで子どもたちも生き生きと生活ができるようになる。 - ゴール
定期的かつ継続的に一年間子ども食堂に訪問する。そのことにより子どものいる女性が安心してはたらきやすくなること。その子どもたちが楽しく学校以外の時間も生活できるようになること。 - コミュニティに起きた変化
自立した働く女性の姿を実際に体験を通して見ることで、将来私たち女性があるべき姿を意識するようになった。この地域にある学校の生徒としての自覚を持つようになった。 子ども食堂にきている小学生たちが、年の近い中学生や少し年の離れている高校生と関わることで、コミュニケーションの場が増え、より社交的になった。 中高生が訪問することで大切にされる存在だと気付き小学生の自己肯定感につながった。
- 今後の活動
子ども食堂の活動を継続し、さらに子どもたちや働く女性の支援をしていきたい。 さらにこの地域だからこその女性の悩みに着目し、活動の幅を広げていきたい。 身近な奉仕活動を通じて、生徒一人ひとりが社会に貢献できる存在だと実感してもらいたい。
■コミュニティアクション賞 3グループ
しんじょう・レインボープロジェクト
「しんじょうの⾼校⽣から世界へ愛を叫ぶ︕︕〜LGBTQ+をともに考えよう〜 」 チームメンバー:高校生年代、大学生年代、成人
第二回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- きっかけ
異質な自身の存在と周りに認められたいという気持ちの間で葛藤し、生きづらさを抱えているLGBTQ+について、もっと多くの人たちに知ってもらい、またジェンダーの枠にとらわれず多様性が認められ、一人ひとりが住みやすい日本、地域にしていきたいと思ったこと。 - 活動の概要
県立・私立図書館などの公共施設、高校など8カ所で高校生による写真・パネル展示をおこない、見学者に感想をもらった。また地域の大人、学生、教師を交えて読書と対話によるワークショップを開き、互いの立場を尊重しながら、LGBTQ+について共有・理解し、高校生のみならず地域・学校も多様性を受容し広げていく必要性を学んだ。 市の施設においてカミングアウトしたタレントを招いてLGBTQ+をともに考え、多様性を受容できる社会についての講演会を開き、学生、一般含め147人の参加者があった。 これらの活動により、90人の大人の地域メンター(助言者・支援者)を得た。
- ビジョン
LGBTQ+は特別ではない。そのことをまわりの同級⽣から地域へと広めたい。SDGsにあるジェンダー平等を実現するための⼀歩をこの新庄・最上地域の⾼校⽣に発信していく。もっと多くの⼈たちに、ジェンダーの枠にとらわれずさまざまな多様性を認めてもらい、一人ひとりが住みやすい⽇本、地域にし、HAPPYな⼈⽣を歩んでもらいたい。 - ゴール
⼭形県からLGBTQ+を発信し、多くの⽅々にその存在を認知してもらえるようにする。⼩さな町から⾼校⽣が中⼼となりダイバーシティ社会を構築することを目指す。 - コミュニティに起きた変化
今まで性的マイノリティに偏⾒を持ち、特別視していた⾼校⽣や⼤⼈に正しい情報を伝え、まずは知ってもらえたことが⼤きな変化である。そして、私たち⾼校⽣が当事者意識を持ち活動をおこなったことで、地域の⼤⼈たちにも全⼒で応援してもらい、活動を⽀えてもらった。そんな地域コミュニティを形成できたことも良い社会へつながった。若者のために何か協⼒したいと思っていたけれども、具体的には何をすれば分からなかった⼤⼈の思いの受け⽫になったことも⼤きな成果のひとつである。 - 今後の活動
次の世代の私たち⾼校⽣が、私たちの町でHAPPY な⼈⽣を歩んでいくために、今この地域に何ができるかをもう⼀度考え、次のアクションにつなげたい。性的マイノリティも⼤切であるが、今後さまざまな多様性を認め合い、受容できる新庄最上のくらしを考え、その理解の輪を私たち⾼校⽣から発信していきたい。
MIYAZAKI GIRLS KP
「for smile😊」 チームメンバー:中学生年代、高校生年代、成人
第二回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- きっかけ
未だに⼥性に対する考え⽅・固定観念にとらわれて、⼥性は地位が低い、家庭にいるべきなどの考え⽅を持っている⼈が多いと思ったため。⼥性に対する考え⽅を変えよう、などジェンダー平等を実現するための記事やニュースなどに多く触れ、宮崎でジェンダー平等のためにどう⾏動できるか、何ができるかと考えたときに、ガ-ルスカウトで学んだことを生かして、より多くの⼈に男⼥は平等であること、⼥性が暴⼒を受けていることを知ってもらい、1⼈でも多くの⼈に考え、⾏動を起こしてほしいと思った。 - 活動の概要
宮崎県庁でのパープルリボンキャンペーンのイベントに実行委員メンバーとして参加し、企画・運営に積極的に携わり、当日は高校生3人がジェンダーバイアスにより起きている問題や解決に向けた活動についてのスピーチ、ブローチの配布、フラッシュモブなどおこなった。 また、ポスターによる啓発活動、ラジオの生放送出演、中高生や保護者、大人を対象としたインターネット安全教室の運営などをとおして、をネット被害の未然防止策について学んだ。 これらの活動について、SNSや広報誌を通じて発信した。
- ビジョン
ガールスカウトの活動でたくさんの⼈を笑顔に - ゴール
ガールスカウトで作成した少⼥や⼥性に対する差別や暴⼒をなくすためのポスターを県内各地のいろいろなところに掲⽰し、⾃分を⼤切にすること、⼥性への暴⼒や差別など、今の⼥性達が直⾯している問題をより多くの⼈に知ってもらう。また宮崎県内のガールスカウト会員だけでなく、学校や地域の⼈たちにも正しい知識を持ってもらう。たくさんの⼈の笑顔に繋げる。 - コミュニティに起きた変化
⼀般の⽅にガールスカウトの少⼥や⼥性に対する暴⼒をなくすための活動を知ってもらえた。 パープルリボンキャンペーンにさまざまな形で県内のガールスカウトや成⼈会員が関わり、知識を広め、意識を⾼めることができた。 インターネットの安全教室を開催することで、トラブルを回避する⽅法を学ぶことができた。 - 今後の活動
今回の活動を継続しておこなっていきたい。 また、⼥性に対する暴⼒をなくすための活動に関わるパープルリボンのネットワークの他団体との連携を深め、⼥性に対するさまざまな問題を解決するための知識を深める勉強会を開催したい。 性暴⼒のない社会になることを願い、宮崎市内でおこなわれているフラワーデモに参加したい。
チーム青空
「ながののこども支援プロジェクト」 チームメンバー:高校生年代、大学生年代、成人
第二回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- きっかけ
2019 年10月の台風19号において、長野市は千曲川の決壊により今までにない被害を受けた。身近な地域で起こった出来事に、ガールスカウトの私たちにできることは何かを考え、災害規模が最も大きかった地区の避難所の様子を聞きプロジェクトを立ち上げようと思った。 - 活動の概要
台風19号で被災し避難所で生活している少女たちのための活動を企画し内容を高校生年代で考えた。 チャイルドファンドジャパンに呼びかけ、資金援助を得た。また県・市の教育委員会等から後援を得てちらしを作り、被災地域の学校に配布した(2000 枚以上)。 12月28日に「Friendship Day」としてプログラムを実施。クッキーデコレーション、ピタパンやパフェ作り、オリンピックにちなんだゲーム、新体操グループの発表と体験などを地区のガールスカウト、成人会員とともにおこなった。 2月にはワールドシンキングデイプログラムをおこない、被災地域の子どもに参加してもらった。
- ビジョン
避難所生活を余儀なくされている家族の方々が、安心した生活にもどれるようになり、特にそこで生活をする少女たちの笑顔が見られるようになる。 - ゴール
ガールスカウトで企画したイベントを運営し、そこに被災された地域の子どもたちを招き、一緒に楽しめる時間を過ごすことを一度きりにせず、月に1回の集会に参加してもらえるようし、夏のキャンプを一緒に体験してもらえるようにする。 - コミュニティに起きた変化
企画した少女と若い女性にとっては、災害非常時の子どもたちのメンタルや不自由な生活を送るという事態について、身近に感じる機会となった。少女のやりたい事に耳を傾け、どう実施してあげることが好ましいかを、自分の少女時代に重ねて真剣に考えることができた。また、外部団体と柔軟にプロジェクトを進めていく力をつけた。 ガールスカウトの中でも、このプロジェクトに賛同してもらうことができたが、他団体にも影響を与えることができた。 避難所の少女の声を形にしたものであったが、男の子の参加もあり、みんなが笑顔になるになる機会となった。 たくさんのボランティアが主に解体作業や泥のかい出し等の作業に入っていた。子どもたちに目を向けたボランティアもいくつかあったが、少女と若い女性が実施したものとして新聞等2 社が紹介してくれた。 - 今後の活動
一人ひとりの小さな行動が被災地を早く復興させることができるということを学ぶことができたので、ガールスカウトの一員として、ひとりの人間としてできることを探していきたい。
■チャレンジ賞 2グループ
ガールスカウトF23 ~そよ風5 人組~
「ライトアップin 大川 ~パープル(紫)編~」 チームメンバー:成人
第二回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- きっかけ
毎年パープルライトアップは都市の主要施設でおこなわれていることはニュースで知っていたが、地元の観光施設等は毎夜七色のライトアップがされているが活用されていないことに気付いた。パープルライトアップ運動はこれまで大川市ではおこなわれていなかったが、『女性に対する暴力をなくす運動』に取り組み、それは私たち女性から発信しようと考え、2つの観光施設のライトアップを関連付けることにより発信力を高めようと考えた。 - 活動の概要
関係先(市役所、観光施設等)へライトアップ実施に向けて許可と具体的な日程を打ち合わせ、調整し、取組内容に多くの賛同を得て実施。ポスターやチラシの作成、各種メディアへの記事掲載を依頼した。掲載記事等は、広報誌、新聞、ラジオ、SNS、地域イベントでさまざまな年代に向けて発信した。 内閣府のパープルライトアップキャンペーンの参加と地元キャラクターのパープルリボン着用写真の掲載にも取り組んだ。 ●掲載記事等詳細 ・【市内広報誌】大川市報(11/1 号)、(1/1 号) ・【地元新聞】有明新報(11/14) ・【地元ラジオ】FM さが(11/18 番組内でメッセージ) ・【SNS①】GS F23 団内のブログ発信 ・【SNS②】フェイスブックの投稿 ・【地域イベント①】10 月大川木工祭り ・【地域イベント②】11 月市内ミニ映画祭 ・【地域イベント③】11 月市文化祭表彰式
- ビジョン
「女性に対する暴力をなくす!~パープルリボン運動~」が広く知られ、男性にも女性にも『暴力はいけない!』『一人で悩まずに相談する』ことが浸透し、暴力のない安心・安全な明るい社会になること。 - ゴール
国指定重要文化財である大川市の観光名所 筑後川の可動式橋梁「昇開橋」と地域の基幹産業の一つである木工を代表した「組み立て式茶室(MUJYOAN)」を活用し、この2カ所を11月にパープルライトアップすることで「女性に対する暴力をなくす運動」が市民及び地域に浸透し、毎年11月に必ずライトアップするような長続きする活動にする。 - コミュニティに起きた変化
ガールスカウト会員およびその保護者もライトアップされた施設や各種媒体(SNS 他)での掲載写真を見て大いに興味をもち身近に感じることができた。市担当職員も協力的で、思いがけず1/1 号の市報で記事を掲載してもらえたことで私たちの活動がより認知された。また、外部団体(大川女性ネットワーク)にもこのパープルリボン運動をきっかけに協力することができた。 - 今後の活動
一過性で終わることなく、今後もガールスカウトとして継続して取り組み、関係先(市役所、市教育委員会、女性ネットワーク等)と連携を強化していく。さらに具体的な内容、より分かりやすいPR を目指す。また、幼児虐待防止月間(11月)も同時に含めて活動すること、少女たちと一緒に取り組める内容となるよう工夫をする。
Sun Flower ~東京都第217団レンジャープロジェクト~
「自分たちの輝く未来のために」 チームメンバー:高校生年代
第二回コミュニティアクション チャレンジ100アワード授賞式での発表動画
- きっかけ
2019年8月全国キャンプ(戸隠)の「子どものための人権教育プログラム」でジェンダーによる差別を学び、これから社会に出る私たちにどんな影響を与えるか調べてみたら、「家事育児は女性の役割」という固定観念がいまだに強く、仕事の継続やキャリア形成を妨げていると知った。 文京区の成澤区長は首長として全国で初めて育休を取得したが、10年たった今、男性の育休取得がどういう状況なのか、取れない場合は何が問題なのか調べてみようと思った。 - 活動の概要
11月にアンケート作成し、区内のボーイスカウト、ガールスカウトの保護者、関係者、知人を中心に120 枚配布し協力を依頼した。12 月に アンケートを回収(76枚)。 育児休業中の女性にインタビューし、仕事と子育ての両立などについて質問した。 また、文京区議会議員の宮野ゆみこさんにインタビューし、制度や子育て支援の現状を学び、課題や提案を考えた。 この問題についてこれから社会に出て子育てをする世代の男性に知ってもらうために、アンケート結果に私たちの意見や提案を加えてまとめ、文京区ボーイスカウト連絡協議会の合同集会で1月に発表・展示し多くの来場者があった。展示以外にもデジタルデータとしてまとめ、辻清人衆議院議員、成澤廣修文京区長、2人の文京区議会議員(白石英行さん、宮野ゆみこさん)に渡した。
- ビジョン
これから社会を担う若い女性も男性も、仕事と育児を両立することができる社会をつくる - ゴール
育児は女性だけの役割ではないということの理解を広める - コミュニティに起きた変化
展示を見た大学生や保護者、20代30代の男性から、このプロジェクトへの励ましや共感を得た。ちょうど現職大臣の育休取得がニュースになっていたので、いろいろな意見を得ることができた。 - 今後の活動
育児以外にも、ジェンダーに関わる固定観念を男性にも女性にも気付いてもらえるように、課題を見つけて発信したい。
■日能研賞 1グループ
しんじょう・レインボープロジェクト
「しんじょうの⾼校⽣から世界へ愛を叫ぶ︕︕〜LGBTQ+をともに考えよう〜 」 (コミュニティアクション賞とダブル受賞)
第1回 受賞チーム
第1回 CAC100アワード表彰式
10月14日にSYDホールにて表彰式をおこない、コミュニティアクション賞2グループ、チャレンジ賞4グループ、日能研賞1グループを表彰しました。第1部での表彰式と活動紹介、受賞者の活動報告のあと、第2部ではコミュニティアクション賞受賞者と審査員によるパネルディスカッション「少女と女性が生きやすい社会の実現に向けて」がおこなわれました。
![](/members/wp-content/uploads/2020/02/2019CAC100award-1.jpg)
![](/members/wp-content/uploads/2020/02/2019CAC100award-2.jpg)
2018年4月1日から2019年3月31日までに、活動報告のあった2018年度の「プロジェクト」66件について審査の結果、以下のとおり決定しました。
■グランプリ 該当なし
■コミュニティアクション賞 2グループ
■チャレンジ賞 4グループ
■日能研賞 1グループ
2018年 受賞チーム
2018年 CAC100表彰式
10月7日にガールスカウト会館にて、表彰式をおこないました。午前中に、コミュニティアクション賞受賞チームの表彰、チームからの活動報告がありました。午後はヘレン・ストローセミナーに参加したユースの方たちからのメッセージを聞き、そしてSDGsゲームを体験しました。 ・ 表彰式イベントライブ動画(YouTube) ・ ユースからのメッセージライブ動画(YouTube) 2017年6月1日から2018年3月31日までに、活動報告のあった2017年度の「プロジェクト」39件について審査の結果、以下のとおり決定しました。コミュニティアクション賞受賞チームには、10月7日におこなわれた表彰式にて表彰状を授与し、チャレンジ賞受賞チームは、チームリーダーの所属連盟長に表彰状をお渡ししました。
■グランプリ 該当なし
■コミュニティアクション賞 3グループ
以下に各チームのプロジェクト概要を活動報告から一部抜粋し掲載。
■チャレンジ賞 5グループ
以下に各チームのプロジェクト概要を活動報告から一部抜粋し掲載。
2017年 受賞チーム
2016年12月1日から2017年5月31日までに、活動報告のあった「プロジェクト」18件について審査の結果、以下のとおり決定しました。2017年の表彰は、2017年度連盟長会議(11月開催)にておこない、所属する都道府県連盟長に表彰状を手渡しました。チームメンバーは、団・県・国を超えてまたがっていることがあるため、チームリーダーの所属連盟長に表彰状を預けました。
■グランプリ 該当なし
■チャレンジ賞 6グループ
以下に各チームのプロジェクト概要を活動報告から一部抜粋し掲載。